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中国、高齢化に対応する新モデルを模索

2016-12-19 16:57:25     cri    

 高齢化社会に入りつつある中国では、各部門が積極的に行動し、高齢化対応の新しい手段や方法を絶えず模索し、それを試みています。

 統計によりますと、中国で60歳以上のお年寄りは2億2200万人に上り、総人口の6分の1を占めています。中国は世界でお年よりの数が最も多い国だけでなく、人口高齢化がもっとも速く進んでいる国の一つでもあります。お年寄りのうち、子供と離れて生活する老人家庭と一人暮らしのお年寄りは合計1億人近くになっています。そのようなお年寄りの数の増加にしたがって、養老施設不足が目立ち、特に大都会では老人ホームに入りたくても入れないきわめて困難な状況となっています。

 このような養老施設の不足問題を解決するため、社会各界が力を入れています。北京では団地養老宿駅と呼ばれる新しい形の養老施設が現れてきました。ここは、生活介護、コールサービス、食事支援サービス、健康指導、文化娯楽、心理ケアの6つの基本サービスを提供できるほか、リハビリ、心理カウンセリング、法律カウンセリングなどのサービス提供も可能です。

 インターネット・プラスの時代にはスマート端末、ビッグデータなどのインターネット技術の発展に伴い、インターネットと良好な養老産業の融合・革新発展が促進されました。インターネット・プラスはまた、スマート健康製品、オンライン健康サービス、スマート養老サービスの3つの面から、養老施設の利用効率を高めています。

 北京大学の陸傑華教授は「現在、中国でお年寄りの90%が家庭と団地に頼って養老問題を解決している。今後このような養老方法を奨励し、さらに改善していく必要がある」と話しました。(殷、kokusei)

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