レバノン政府は18日夜、声明を発表し、ハリリ首相の率いる新内閣の発足を明らかにしました。

　10月31日、ミシェル・アウン氏を大統領に選出し、2年以上続いた大統領のない状況に終止符を打ちました。アウン大統領は11月3日、ハリリ氏に組閣を要請しました。しかし、レバノンの各派は閣僚の人選問題について意見の食い違いがあるため、組閣は遅々としてできなかったということです。アウン大統領はハリリ氏、国民議会のベリー議長と18日夜、大統領府で会談し、組閣案を決めました。

　ハリリ新首相は当日、声明を発表し「民族和解政府はゴミ危機と電力危機を含むすべての発生可能とする危機の対応に取り組む方針だ」と強調しました。（殷、kokusei）