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THAADの韓国配備中止を=外務省

2016-12-16 18:06:38     cri    

 外務省の耿爽報道官は16日、米国が韓国で高高度防衛ミサイル(THAAD)を配備することに対し、重ねて中国の立場を表明し、関連諸国が中国側の抱く懸念を受け止め、配備プロセスを中止することを求めました。

 報道によりますと、韓国最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)元党首がこのほど、韓国大統領選への立候補を表明した際、「目下の政治状況下において、THAADの配備は適切ではない。配備の問題は少なくとも次期大統領の任期内に先送りし、外交手段を通じてTHAAD配備の見直しを行う必要がある」と述べました。

 これを受けて、耿報道官は「THAAD配備の問題について、中国側は強い懸念と明確な反対の立場を重ねて表明してきた。米国がTHAADを韓国に配備することは、地域の戦略的バランスを著しく損なうものであると同時に、中国を含めた関連諸国の戦略的安全保障上の利益を酷く害する行為であり、朝鮮半島の平和と安定の維持に不利をもたらすものである。関連諸国が中国側の抱く懸念を直視し、配備プロセスを中止するよう求めたい」と述べました。(Yan、む)

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