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国有企業改革は再統合の段階

2016-12-15 14:35:56     cri    

 中央経済工作会議の開催に伴い、国有企業の改革は各界の注目を集めた議題の一つになりました。このほど開かれた中央政治局会議では2017年の経済任務を検討し、国有企業改革を含む重要な改革の推進を加速させていくという内容が提出されました。経済専門家は、「国有企業改革は、中央企業の再統合、混合所有制改革などの分野において秩序を守りながら推し進められる段階にある。2017年になり、改革がさらに深まっていき、改革の効果が多く得られるだろう」と予想しました。

 国有企業改革は2016年に一定の効果を見せました。最新データによりますと、中央企業は今年、収益成長の回復を実現させ、18ヶ月連続していた下落状態を食い止め、利潤総額は計1兆231億4000万元に達し、前年同期より0.5%増えたということです。

 国有企業の利潤増加の背景には、鍵となる部分の改革が欠かせません。国有企業改革の重点として、中央企業の再統合は2015年に12社が終え、2016年現在、10社が再統合したことから、中央企業の数はこれまでのところ102社まで調整され、経営も黒字状態になっています。

 中国国務院発展研究センター企業研究所国有企業研究室の項安波主任は、「上層部の政策研究・実施を経て、国有企業改革は実質的な推進段階に入った。来年、中央企業の再統合プロセスはさらに進められる」と見ています。(殷、星)

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