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経済学者らが改革思想の解放呼びかけ

2016-12-15 13:53:39     cri    

 2017網易経済学専門家年次会議が14日開かれました。会議に出席していた厲以寧、呉敬璉らの経済学者は「現在、中国経済は強固な基盤ができ、安定的な成長を見せている」という見解を示しました。

 民生証券の首席経済学者である邱暁華氏は、「現在の購買担当者景気指数(PMI)、発電量、電気使用量、工業製品出荷価格などは短期的な市場需要が回復し始めており、中国経済が安定的な成長に変わっていることを意味している。政策面から見れば、経済の下ぶれ圧力に対する政府の懸念が緩和された」と分析しました。

 中国の潜在成長率の低下問題をどう解決するかという質問について、呉敬璉氏は、「通貨の発行や、財政拡張だけに頼ってはいけない。効率を上げてこそ解決できることだ。効率向上の鍵は、第18回党大会三中全会の決定を実施し、市場が資源配分において決定的な役割を果たして、統一かつ開放的で秩序ある競争環境の市場体系を構築することだ」との見解を示しました。

 経済学者の茅于軾氏は、「中国が下ぶれの勢いを反転させるには思想を解放させ、(生産手段の)共有制に対する盲信をやめるのが大事である。財産権保護を重視しなければならない」と見ています。

 また、学者と企業の代表らは、「今後、実体経済の発展に力をいれ、製造業を発展させるべきだ。政府機構を簡素化し、権限を地方行政部門に委譲し、実体経済の納税と投資コストを減らし、職員の五険一金(養老保険、医療保険、失業保険、工傷保険、生育保険という5つの保険と1つの積立金)の支払い比率を低くする措置を講じて、国民の生活レベルを高め、実体経済を振興させるべきである」という意見を示しました。(殷、星)

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