中国計画生育協会の王培安常務副会長は14日、中国計画生育協会第8回2次全国理事会で、「ここ1年間、『二人っ子』政策は法律に基づいて安定的に実施され、予想通りの効果を収めている」と述べました。

　王副会長は、「第13次五カ年計画の期間中、中国の労働力が十分に確保され社会負担は少ないものの、出産適齢期の女性が減っている傾向にあるため、『二人っ子』政策の実施に適している。2015年、中国の15歳から64歳までの労働適齢人口は10億300万人で、2030年には9億5800万人、2050年になれば8億2700万人となる。現在、中国の労働生産率は欧米先進国のわずか8分の1であり、産業構造の進化と技術のイノベーションを通して、労働生産率を向上させる余地は大きい」と分析しました。

　さらに王副会長は「新しい時期において、我々は『二人っ子』政策の実施をめぐり、宣伝・教育、出産健康相談、出産指導、家庭支援、権益保護、流動人口サービスなど6つの重点的な仕事内容を着実に実施しなければならない」と強調しました。（殷、星）