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ドキュメンタリー『東京裁判』公開 70年前の法廷を再現

2016-12-13 15:28:11     cri    

 東京裁判開廷70周年にあたる今年、上海ラジオ・テレビ局外国語チャンネルで、ドキュメンタリー番組『東京裁判』が放送されることになりました。番組は南京大虐殺被害者の国家追悼日である13日の夜から3日連続で放送されます。

 同番組の制作クルーは、日本、アメリカ、ドイツなどの国に飛び、関連分野の研究者、当時の経験者らを取材しているほか、日本では極東国際軍事裁判所跡地や、戦犯を拘束していた巣鴨拘置所跡地などを訪れ、東京裁判が理性的で正義に基づき、かつ公正な裁判であったことを国際的視野から立証しています。

 この番組では、日本の弁護士団が南京大虐殺の被告のために大量の証拠を偽造したことや、巣鴨拘置所の地形図、バターン死の行進などに関する一連の研究成果が初めて公開されており、多数の証人が出廷し証言を行う画面だけでなく、上海交通大学が新たに購入した東京裁判の貴重な映像資料が公開されています。そのほかにも、当時の中国代表団の通訳をしていた94歳の高文彬氏による述懐や、当時の検察官だった向哲濬氏の子息である向隆万氏とともに、アメリカ古文書館に赴き、向氏が発言する画面を収めた映像資料を発見する過程を収録しています。

 また、同番組では、日本の菅直人元首相、鳩山由紀夫元首相、宮本雄二元駐中国大使を取材し、東京裁判への思いや日本人の持つべき歴史観などについてインタビューを行っています。(Mou、む)

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