ナイジェリア保健省が11日に明らかにしたところによりますと、同国南部のアクワ・イボム州の州都ウヨで10日、教会の屋根が崩落する事故が発生し、死亡者数は100人を超えたということです。

　ウヨ大学付属病院の責任者であるピーター氏は、「事故で大量の負傷者が出ており、この病院の収容力では全員の治療に当たるのは難しい。一部の負傷者は他の病院に運ばれ、治療を受けている」としています。

　アクワ・イボム州政府は11日と12日の両日を州の哀悼日にし、事故の犠牲者たちを偲ぶため、半旗を掲げることを決定しました。また、州知事は教会の建築工事を請け負った関係者を逮捕し、事故に対する全面的な調査を迅速に行うよう命令を下しました。（洋、星）