エジプトの首都カイロ市の教会で、現地時間の11日午前、爆発事件が発生しました。地元テレビ局によりますと、爆発で25人が死亡、49人が負傷したということです。
爆発が発生した時、教会では日曜日の礼拝が行われていました。エジプト保健省は当日声明を発表し、「すべての負傷者が付近の病院で治療を受けている。死傷者の数はまだ増えている」としています。現在の所、犯行声明は出されていません。
また、エジプトの通信社によりますと、爆発には重さ12キロの爆弾が使用されたということです。
国連安保理は11日に声明を発表し、カイロで発生したこのテロ襲撃事件を強い言葉で非難しました。
また、パン・ギムン事務総長も同日、報道官を通じて声明を発表し、この爆発事件を非難した上で、犠牲者の遺族及びエジプト政府と国民に慰問の意を表しました。そして、「負傷者の早期の回復を望んでいる。また、一日も早く襲撃者を確認し、かつ法の裁きにかけることを希望する」と述べました。(玉華、星)
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