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外務省「シリア決議案に中国が反対票を投じる」

2016-12-07 19:56:06     cri    

 国連安保理が12月6日未明、エジプトやスペイン、ニュージーランドなどの国々が提出したシリア問題決議案の採決を行いました。中国を含む一部の安保理加盟国が反対票を投じたため、決議案は否決されました。

 これに対し、中国外務省の陸慷報道官は7日、北京で「中国が反対票を投じたことはシリア問題に対する中国の一貫した立場に基づいたものだ」と述べました。

 陸報道官は「シリア情勢は非常に複雑で且つ敏感であり、安保理の行動はシリア問題の政治的解決において各方面の合意を反映し、安保理の団結を維持することに役立つものでなくてはならない。中国側は安保理の各加盟国の見解の食い違いが存在している状況の下で、決議案の採決を強制的に行うことに賛成することができない。中国は引き続きシリア問題の政治的解決プロセスに積極的に参与し、シリアの緊張情勢を緩和させ、シリアの各方面が早く和平交渉の再開を推進するために尽力していきたい」との考えを示しました。(hj KOKUSEI)

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