「世界エイズデー」に当たる1日、劉延東副首相はエイズ予防と治療に関する業務状況を視察しました。
劉副首相はこの日、北京市朝陽区疾病コントロールセンターを視察し、関連政策の実施や疾病の治療、関連知識の普及および社会組織の関与の状況などを聴取した後、専門医や医療センターのスタッフ、ボランティアなどとともに座談会を開き、現場の声を聴取しました。
劉副首相は席上、「血液検査、治療、援助、垂直感染予防などに関する政策措置を実施し、できる限りの範囲で疾病の蔓延を防止し、一般市民やハイリスクグループ、青少年などそれぞれのグループの認知度に合わせるかたちで関連知識を普及させ、国民が正しい認識をもち、自発的に予防できるよう手助けしていきたい」と強調した後、「ワクチンや薬などの革新と開発に力を入れ、治療の成果を上げるとともに、エイズの予防理念の広報につとめ、社会の患者に対する差別を解消し、キャリアおよび患者を思いやる雰囲気を醸成し、キャリアと患者の尊厳と法的権益を守っていくべきだ」という考えを示しました。(万、む)
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