国務院報道弁公室と上海外国語大学の共同主催による、第1回アジアジャーナリズムコミュニケーション学院長フォーラムが30日、上海で開幕しました。本フォーラムには、中国のほか、韓国、日本、シンガポールなど、22カ国から100人近くの学識経験者らが参加し、ニューメディアが隆盛を見せる環境の中で、アジア運命共同体の構築推進や、各国のジャーナリズムコミュニケーション教育機関間における交流の強化などについて、意見交換と討論が行われました。

　今フォーラムは「ニューメディアとニューアジア---アジア運命共同体の構築プロセスにおけるジャーナリズムコミュニケーションの役割」をテーマに据えた討論を展開、参加者らは「ニューメディアの急速な発展は、各国のジャーナリズムコミュニケーションに新たなチャンスとチャレンジをもたらした。如何にニューメディアの発展に順応し、アジア各国のジャーナリズムコミュニケーションのリソースを統合、アジア諸国の声を伝えていくかという問題は、今まさに検討が俟たれる課題となっている」との見解を示しました。

　開幕式では、国務院報道弁公室の郭衛民副主任が講演を行い、アジア諸国のジャーナリズムコミュニケーション教育機関が、協力共栄、共同発展の理念を貫き、協力のプラットフォームを築き、各国国民の交流の架け橋となり、運命共同体の構築とアジアの新たな未来に寄与することに期待を寄せました。（Mou、む）