王毅外相は28日、北京でアントニオ・グテーレス国連次期事務総長と共同記者会見を行い、「国連は初志を忘れず、国連憲章の宗旨と原則を断固として擁護していくべきだ」と強調しました。
王外相は「国連はなにより自ら進んで平和と発展を促進していかなければならない。平和と発展という二つの課題にまつわる行動について、国連は調停斡旋や平和維持活動、和平建設という和平推進の三つの主なツールを充分に生かしきる努力をすべきだ。それと同時に、持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030アジェンダ)と気候変動に関する「パリ協定」という二つの歴史的文書の協調と実施は、国連自身が当然負うべき責任である」と述べました。
王外相はまた「国連は公平と正義をさらに力強く提唱していく必要がある。緊急課題への対応や国際関係の発展において、国連は主権平等、内政不干渉、国際紛争の平和解決などの国連憲章の原則を実践、発揚し、大小各国の平等、国家間の公平と正義を守っていかなければならない。また、協力と共栄の関係を積極提唱し、国際協力を促進することも国連の重要な宗旨だ」と述べました。(hj む)
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