フィリピン軍が27日に明らかにしたところでは、フィリピン軍と反政府武装勢力がこれまでの二日間、南部で激戦になり、これまでのところ、反政府勢力のメンバー11人が死亡し、5人が負傷しました。政府軍兵士2人も負傷したということです。

　フィリピン軍によりますと、現地時間26日朝9時頃、イスラム系武装勢力のメンバー50人が南部の廃棄された市役所ビルを占拠しました。情報を聞きつけた政府軍は派兵し、激戦にいたりました。武装メンバーが役所内に立てこもって抵抗し、政府軍は航空機と大砲を使って掃討作戦を行いました。このほど、政府軍は南部で当該組織の拠点に対する掃討作戦を強めたため、武装勢力が市役所を占拠して抵抗しているということです。 （Yan、Kokusei）