外務省の耿爽報道官は28日、フィリピン当局の中国国民拘留に強い懸念を示し、フィリピン政府に対し早期の事件の幕引きを求めました。

　関連報道によりますと、フィリピン政府移民局は24日、違法オンラインカジノサイトで働く中国人1200人を拘留しました。これに対し耿報道官は、「中国は一貫として、出国する中国国民に所在国の法規を厳守し、合法的に居留・就業し、カジノなど自らの権益を損なう可能性のある活動には一切関与せぬよう求めてきている。中国政府は今回の中国国民拘留に強い関心を抱いている。中国政府は事態の進展に引き続き注視し、フィリピン政府とコンタクトを保ち、できるだけ早く事件の幕引きをはかるよう求めていきたい」と述べました。 （怡康、む）