中国の習近平国家主席が南米歴訪を終えたのに合わせ、中国政府はラテンアメリカ及びカリブ海地域に対する第二部政策文書を発表しました。
これについて、中国外務省の耿爽報道官は25日の定例記者会見で、「この文書は中国とラテンアメリカ、カリブ海地域の協力を広げた。中国とラテンアメリカ、カリブ海地域との関係発展を重視しているという積極的な立場を表している」と述べました。
ラテンアメリカ及びカリブ海地域に対する政策文書の発表は2008年に続いたもので、今回の文書は「ラテンアメリカ及びカリブ海地域との政治面での相互信頼、経済面での協力共栄、文化や人的交流分野での学び合い、国際事務での密接連携、全体的協力と二国間関係の相互促進に基づく新たな関係の構築を目指すものだ」とし、2014年に発足した中国・ラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体フォーラムの今後について明確な計画を打ち出しました。
今回の文書について、耿報道官は「政治や経済、社会、文化など8分野の39の協力プロジェクトを打ち出した。中には新たな分野での協力も少なくない。例えば、政権運営や国家発展に関する経験の共有、産業投資や生産協力、国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の共同実施などがある。中国はこれを契機に、ラテンアメリカ及びカリブ海地域との全面的協力パートナーシップをレベルアップさせていきたい」と述べました。(鵬、kokusei)
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