中国外務省の耿爽報道官は25日の定例記者会見で、「朝鮮からの石炭輸入は国連安全保障理事会の規定に合うものだ」と述べました。

　中国税関の発表によりますと、中国は朝鮮から石炭を輸入しました。これに関する質問に答えた際、耿報道官は「中国は一貫して安保理の朝鮮制裁決議を全面的かつ真剣に履行している。同時に、制裁決議は朝鮮の民生と人道的需要にマイナス影響をもたらしてはならないと主張する」としたうえで、「安保理の2270号決議は朝鮮の石炭、鉄および鉄鉱石の輸出を禁止する一方、民生を目的とした輸出、また、核兵器やミサイル計画と関係のない輸出については例外としている。朝鮮からの石炭輸入は関連規定に合うものだ」と語りました。（鵬、kokusei）