第7回中国・欧州フォーラムのハンブルクサミットが23日、ドイツのハンブルクで開幕しました。2日間にわたるサミットでは、「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」戦略、人民元の国際化、「中国製造2025」、中国・欧州投資協力、イノベーションとグリーン経済などの議題をめぐる討議が行われます。
ハンブルク商会のメルスハイマー会長は開幕式で「欧州連合(EU)と中国は来年、投資協定を締結し、早期に双方の経済関係の構築に法的基礎を築くよう」呼びかけました。
ドイツのシュレーダー元首相は開幕式で両国関係の重要性を強調し「両国は政治と経済体制が違うが、協力することと対抗しないことが両国関係発展のベクトルであるべきだ」と指摘しました。
オーストラリアのケビン・ラッド元首相は、アメリカ大統領選後の国際情勢の変化を分析し、「中国と欧州はともに『戦略的調整』の局面に直面している。中国とドイツは協力が深まる可能性がある。ドイツの『インダストリー4.0』と『中国製造2025』戦略の競争と協力のなかで前進する先行きを好感視しており、製造業に強い両国が手をつなげば、両国と世界の繁栄に寄与できると考えている」との見解を示しました。(殷、む)
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