第27回中米商業貿易連合委員会会議が21日から23日にかけて米ワシントンで開かれました。今会議は汪洋副首相と米国のプリツカー商務長官、フロマン通商代表が共同で主宰、ビルサック農務長官が列席しました。
汪副首相は「習近平主席とオバマ大統領が杭州、およびリマで会談した際に、中米の経済貿易関係発展の推進について共通認識を形成し、今会議に方向性を示した。中国は米国とともに努力し、両首脳の共通認識を実行に移し、双方向投資や知的財産権、イノベーション政策、競争政策、規格制定、デジタル経済、食の安全などの分野における協力を推進すると同時に、意見の相違をコントロールし、中米の『衝突せず、対抗せず、互いに尊重しあい、協力し共に栄える』という新しい大国関係の精神を外界に知らしめ、来年および長期的な中米経済貿易関係の発展にゆるがぬ基盤を築き上げ、連合委員会の役割と生命力をアピールしていきたい」と述べました。
一方、アメリカ側は、オバマ政権の残りの任期の中で、双方の経済貿易協力がより多くの実務的成果を上げるよう促し、政権交代後に向けた米中経済貿易関係の穏やかな移行に基礎を築きたいとしました。(ZHL、む)
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