「中国・東南アジア諸国連合（ASEAN）国際生産能力協力フォーラム」が17日、貴州省盤県妥楽で開かれました。中国とASEANが対話関係を樹立して以来、経済貿易協力会議が県クラスの町で開かれるのは、今回が初めてです。

　東南アジア10カ国の中国駐在大使や公使、企業の責任者が、中国とASEANとの生産能力投資、山間部の観光と農業、エネルギーと建築資材などの分野における協力について討議し、「妥楽合意」に達しました。

　同合意で、中国とASEANは商業の原則と国際慣例の下、相互補完性が高く、協力意欲が強く、かつインフラの整った産業から協力を始めることになります。より高く、より進んだ協力の効果を求め、より広い分野、より深い次元で二国間と多国間の生産能力協力を全面的に推進することになりました。

　また、フォーラムの開催期間中、開催地の盤県は、マレーシアやカンボジアなどの企業と、電子製品の生産販売、ASEAN国際産業エリアの設置、観光業の開発といった戦略協力について協定を締結しました。（Mou、謙）