16日付の『人民日報』が、国際問題に関する評論コラム「国紀平」に『運命を共にする中国とラテンアメリカ　歴史的新時代を迎える』と題した文章を掲載しました。

　文章は、「習近平国家主席が17日から23日にかけて行うエクアドル、ペルー、チリの3カ国への公式訪問は、中国のラテンアメリカにおける重要な外交活動であり、国際関係を前向きに推し進める重要な一里塚となる」との期待を寄せています。

　また、「この数年間、習主席とラテンアメリカ諸国の指導者は、共同努力のもとで長期的な発展目標と協力の方向性を定めた。中国・ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体（CELAC）フォーラムを発足させ、平等互恵、共同発展を中心とした全面的協力パートナーシップを確立すると同時に、中国とラテンアメリカ諸国の2国間関係も新たな発展を遂げた。また、双方は貿易と投資の分野でも強い相互補完性を持っている。双方は『中国・ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体協力計画（2015-2019）』を制定し、貿易・投資・金融協力を「3大動力」として双方の実務的協力の全面発展を推し進めている。エネルギー資源、インフラ整備、農業、製造業、技術革新、ＩＴを重点に産業の融合を図り、互恵協力を深めている」と評価しています。（ミン・イヒョウ、謙）