民政省(日本の厚生労働省にあたる)がこのほど発表したところによりますと、16歳未満の「留守児童」(両親が出稼ぎに出て田舎の家に残された児童)の数は902万人に達しており、そのうち9割以上が中国の中部と西部に集中しているということです。
全体の902万人のうち、祖父母の世話を受けている児童が805万人で89.3%を占め、ほかの親戚や友人に預けられている児童は3.3%の30万人です。また、両親の一方が出稼ぎに出て、もう一方は児童と共にいるものの、障害などで保護者としての能力を有していないというケースが3.4%の31万人、そして残り4%の36万人の「留守児童」は、誰の世話も受けていない状態にあるということです。(藍、謙)
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