習近平国家主席は2日、北京の人民大会堂でギニアのアルファ・コンデ大統領と会談しました。両国首脳は、両国の全面的な戦略協力パートナー関係を構築することで合意し、中国・アフリカフォーラム・ヨハネスブルグサミットの成果を実施することを契機に、両国の各分野における友好互恵協力を全面的に深化させ、両国関係により明るい未来を切り開くとしています。

　習主席は、「ギニアは、サハラ砂漠の南側に面するアフリカ諸国の中で一番先に新中国と外交関係を築いた国だ。57年以来、双方は誠意、友好、平等の原則を終始堅持し、互いの核心的利益に関わる重要な問題において一貫して理解し支持しあった。中国はギニアと共に、両国の伝統的な友好と経済の相互補完の2つの優勢を十分に発揮させ、全面的な戦略協力パートナー関係に絶えず新動力を注ぎたい」と述べました。

　コンデ大統領は、「ギニアは、エボラ出血熱への支援を含めて、中国政府からの長期的な支持に感謝している。ギニアは、中国と資源、エネルギー、科学技術、農業、水力発電、インフラ施設、港建設などの分野における協力を拡大し、国家管理において交流を強めたい」と話しました。（RYU、kokusei）