交流会では、約40人の中日両国の若者が5つのグループに分けられ、若者の就職観―「自分の好きな仕事」と「専門と関係のある仕事の選択」、両国国民の相互印象などをめぐって熱く話し合いました。
作文コンクールの優秀賞を獲得した文学部書道科に所属する大学2年生の井ノ下千夏さんは、「書道で結ぶ日本と中国」をテーマに作文を書き、以前、大阪市立美術館で書聖と呼ばれる王羲之の蘭亭序を目にした時の率直な感動を伝えました。井ノ下さんは、「ずっと前から書道が好きで、書道を通じて中国の歴史に興味をもち、中国語の勉強を始めました。中国語は非常に難しいが、今回何よりも肌で体感できることに感謝しています。多くの物を見ていきたいです」と意気込みを語りました。
なお、「Panda杯全日本青年作文コンクール2016」は、2014年から、駐日本中国大使館、日本科学協会、人民中国雑誌社の共同主催となり、今年で3回目を迎えました。今回は、「@Japanわたしと中国」をテーマに作文を募集しました。受賞した22名の日本の若者が招待を受けて、一週間にわたって北京、上海と揚州を訪問することになっています。(取材・写真:趙雲莎)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |