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上海市にある上海師範大学の構内に設置された中国"慰安婦"歴史博物館が22日、開館しました。
同じ日、博物館の正面に、"慰安婦"を象徴する中国人と韓国人の少女2人の像の除幕式も行われました。除幕式には、慰安婦だった90歳の中国人女性・陳連村さんと88歳の韓国人女性・李容洙(イ・ヨンス)さんが参加しました。
博物館では、この数十年来、慰安婦問題を研究する関係者らが集めた資料や実物遺物などが展示されています。
上海師範大学中国"慰安婦"問題研究センターの蘇智良教授は「被害者らの証言や博物館で所蔵されている歴史資料や物証などからも分かるように、"慰安婦"制度は日本が第二次世界大戦期間中に犯した国家レベルの犯罪であり、人権違反の行為だ」と指摘しています。
蘇教授によりますと、当時、日本軍が中国全土で設置した慰安所は1000カ所以上で、上海だけで149カ所ありました。各国の40万人余の女性が日本軍の性的奴隷となり、その半分は中国人女性、現在生きているのはわずか19人しかいないということです。(藍、kokusei)
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