会員登録

中国外務省、ユネスコ分担金支払い拒否のやり方は無責任だ

2016-10-19 21:34:32     cri    

 中国外務省の華春瑩報道官は19の定例記者会見で、「日本側が国連教育科学文化機関(UNESCO)の分担金支払いを拒否することは無責任だ。その目的は実現できないに違いない」と述べました。

 記者から、「報道によると、日本の岸田文雄外相が14日『日本はすでにユネスコに対して、世界遺産の審査手続きを改善するよう要請し、ユネスコ分担金の支払いを拒否することを決めたということだ』との質問がありました。さらに、報道は『日本のこのやり方は、中国の「南京大虐殺文書」が去年ユネスコの世界記憶遺産に登録されたことに対して取ったものだ』としているが、中国はこれをどうみているのか」という質問がありました。

 これに対し、華報道官は、「南京大虐殺は、第2次世界大戦中日本軍国主義が犯した重い罪だ。国際社会でも認められた歴史的事実である。『南京大虐殺文書』の世界記憶遺産への登録はユネスコの世界記憶遺産の審査基準に符合し、歴史を銘記し、平和を大切にし、人類の尊厳を守る上で積極的な役割を十分に果たすことにプラスとなる」と強調しました。

 華報道官はまた、「分担金を支払うのは国際機関加盟国が尽くすべき義務だ。日本側の関連の言行はその歴史を直視したくない誤った態度を再び暴露したものである。ユネスコ分担金支払いを拒否することで圧力を加えるやり方は無責任だ。その目的は実現できないに違いない」と指摘しました。(玉華、kokusei)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS