習近平主席は14日、バングラデシュのハシナ首相と会談を行いました。双方は両国の伝統的な友誼と、各分野における協力で得た成果を積極的に評価し、双方の関係及び共に関心を寄せる世界と地域の問題について深く意見を交わして、幅広い共通認識を得ました。また、中国・バングラデシュ戦略協力パートナーシップを築くことで意見が一致し、両国関係の更なる発展の促進に合意しました。

　習主席は会談で、「近年、両国関係は十分な発展を経てきた。双方は2010年に、より密接な全面的協力パートナーシップを建設して以来、実りある成果を得てきた。両国は政治、経済貿易、文化、安全保障及び国際と地域事務における協力が安定的に推進された。中国は、バングラデシュとの友好協力関係を更に強めることを重視し、引き続き可能な範囲でバングラデシュの経済社会発展に支援を提供する」と述べました。

　ハシナ首相は、「バングラデシュは『一帯一路』建設に積極的に参加し、『中国・バングラデシュ・インド・ミャンマー経済回廊』の開発を支持して、自国の電力、エネルギー、技術、農業、水利、投資、交通インフラ施設、相互連結などの分野を発展させる。バングラデシュは『1つの中国』の政策を固く支持する。中国と、互いの核心的利益について、また密接に関心を寄せる各種の重要問題において、相互に理解し、支持したい」と話しました。

　会談後、両国指導者は「一帯一路」の共同建設、生産能力協力、情報通信、エネルギー電力、外交、海洋、防災、気候変動などの分野における多項目の協力文書に調印し、共同記者会見を行いました。（RYU、謙）