イランのローハ二大統領は9日、タイの首都バンコクで開かれる第2回アジア協力対話首脳会合に出席するため、タイを訪れた中国の李源潮副主席と会談しました。
李副首相は「習近平主席が今年初めごろイランを公式訪問し、両国関係の発展に戦略的な計画を立て、両国の協力に強い動力を注いだ。現在、両国関係は新しいチャンスを迎えている。中国側はイランとともに両国首脳が達した共通認識を実行に移し、両国の全面的な戦略パートナー関係を絶えず充実させていきたい。双方の頻繁的なハイレベル交流を保ち、相互信頼をさらに深め、『一帯一路』の枠組み内における連結を強め、協力を強化することを期待している」と表しました。
これを受けて、ローハ二大統領は「イラン側は中国との関係を重視している。『一帯一路』計画はアジア地域において重要な影響力と役割を持っている。イランは今後25年の両国の協力協議を早く検討・制定し、コネクティビティー、エネルギー・金融、学術・大学、地域問題などの分野における協力を強化し、中国の習近平主席のイラン訪問中に、双方が達した共通認識をできるだけ早く実行に移していく」と明らかにしました。(殷、kokusei)
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