国家観光局が1日に発表した統計によりますと、国慶節の大型連休（1－7日）の初日、全国の鉄道利用者数は延べ1400万人に上り、民用航空の単日利用者数も延べ96万5千人と、いずれも史上最高を記録したということです。

　各省・市別に見ますと、1日、北京市では、定点観測を行なっている180ヵ所のAクラス景勝地で、のべ108万人の観光客を記録、前年同期比で9.5％の伸びを見せました。そのうち、故宮を訪れた観光客数は8万2千人に達し、前年同期比で2％の伸びとなりました。一方、1日、チベットを訪れた観光客数は12万7千人に上り、前年同期比で17.1％増となり、収入面では6255万元を記録、前年同期比で19.9％増となりました。

　また、国家観光局データセンターの予測によりますと、今年の国慶節大型連休期間中、全国の観光客数は前年同期比12％増の5億8900万人に上ると見られており、観光収入も前年同期比13.5％増の4781億8000万元に達するだろうと見込まれています。（Lin、む）