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王毅外相は21日、輪番議長国であるニュージーランドの召集により開催された国連安保理シリア問題ハイレベル会合に出席しました。
会合で王外相は「シリア問題を代表格とする西アジアと北アフリカの紛争は5年間も続いている。その被害を受けているのは地域内諸国と住民だけでなく、世界の平和と安全にも深刻な問題を与えている」とし、その上で、「関係各国は対話と交渉により齟齬を縮小し、各側の利益に配慮し、長期的かつ持続可能な解決案を見出していくべきであり、問題の表層と深層の同時解決方針を堅持し、国民生活を改善、寛容性を育み、平和共存に努めていくべきだ。また、多極主義を堅持し、国連や安保理は問題解決における中心的役割を発揮し、その他の勢力は公正かつ客観的な立場を堅持していくべきだ」としました。
さらに、「中国は中東地域各側の友人だ。我々にはなんら私欲はなく、中東の人々の利益イコール我々の利益であると考えている。国連安保理の常任理事国として、中東の和平と安全のために、引き続き課せられた責任を果たしていきたい」と中国の姿勢を強調しました。(朱、む)
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