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22日は「秋分」 一晩ごとに冷え込みが厳しくなるので重ね着で調節を

2016-09-22 09:33:12     cri    

 22日は二十四節気の「秋分」にあたる。秋分が近づくにつれ、空気が日に日に冷たくなっていき、気温低下が急激に進むと同時に、気温が高くなる可能性が低くなっていく。「秋老虎(残暑)」も秋分を境に次第に減っていく。新華社が伝えた。

 「秋分」には2つの意味があり、1つは太陽が地球の赤道上を通過するため、この日は昼と夜がちょうど12時間ずつになるという意味での「秋分」。もう1つは、中国は古来より立春、立夏、立秋、立冬の4つの節気を始めとして季節を分けており、90日間ある秋のちょうど真ん中にあたる「秋分」が字の如く「秋を分ける」のだ。

 気象資料によると、秋分を境に、北半球は目に見えて昼が短く夜が長くなっていき、昼夜の温度差もしだいに大きくなっていくという。また、気温は日ごとに下がり、一日の平均気温が22℃以下になる。この時季、長江流域やそれ以北の広い地域では相前後して秋が深まり、北方地域の冷たい空気の勢力が増し、徐々に弱まってきた暖かく湿った空気とぶつかると雨が降ることになる。

 中国中央気象台の20日の予報では、この先10日間、中国北方地域の冷たい空気が強まり、華北や黄淮地域などで秋の深まりが早まるとしている。

 天津中医薬大学第一附属病院栄養科の李艶玲科長は「風邪を予防するために、この季節はハチミツ、リンゴ、大根、梨、クコの実などを食べるといい。また自分の健康をよりよく維持していくために、運動を増やしたり、体質改善する以外に、天候の変化に常に注意し、急激な気温の変化には重ね着などで対応したほうがいい。それと就寝時にはきちんと布団をかけるのも大事」とアドバイスしている。「人民網日本語版」より

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