中国とロシアの両海軍による合同軍事演習「海上連合―2016」が13日、正式に始まりました。これは、中露両国海軍の陸戦隊にとっては初の合同軍事演習です。

　演習内容には実弾射撃競技、離島上陸400メートル障害訓練、ヘリコプターからの降下訓練などが含まれており、両国の隊員たちは言葉の壁を越えて、学び合い、協力し合い、励まし合っています。

　中国陸軍作戦隊の石志鋼指揮官は、「合同軍事演習を通じて、両軍は訓練方法、内容、組織、基準などについて互いに確認し、長所を取り入れ、短所を補う。これにより、両軍の隊員同士の交流が深まり、協調性が向上している。また同時に、双方の軍事能力が共に引き上げられ、共同作戦における強固な基礎が築かれている」と述べました。（雲莎、謙）