キルギス政府はこのほど、在キルギス中国大使館を狙ったテロ事件に対する調査の進捗状況を発表しました。これについて、外務省の華春瑩報道官は7日、「キルギスが事件を徹底調査し、関与した者を逮捕することを引き続き支持していく」と述べました。

　今回のテロについて、キルギス国家安全保障委員会は6日、テロ組織「東トルキスタンイスラム運動」の犯行だと発表しました。現在、容疑者5人が逮捕され、ほかに4人がトルコに逃走中ですが、指名手配されているということです。

　これを受け、華報道官は「『東トルキスタンイスラム運動』をはじめとするテロ勢力は、中国を対象としたテロ事件を国内外で繰り返し計画、実施し、残酷な罪を犯している。私たちはそういったテロ勢力を断固として取り締まり、人民の命と財産の安全を守っていく。それと同時に、キルギスを含む国際社会とのテロ取り締まりの協力を強化し、中国および地域、世界の平和と安定を確保していく」と強調しました。（鵬、星）