習主席は「G20構成メンバーの首脳らは、『世界経済に方向性を示し、発展の道を見出すこと』、『成長モデルを刷新して世界経済に新たな原動力を注ぐこと』、『グローバルな経済・金融ガバナンスを改善し、世界経済のリスク回避能力を高めること』、『国際貿易と投資という2つのエンジンの役割を発揮させ、開放型の世界経済を構築すること』、『包摂的で連動的な成長を促し、G20の協力成果を全世界と共有すること』などで合意した」と明らかにしました。

　また「G20は設立当初の危機対策から、長期的なガバナンス体制、短期的な政策を重視していくことから、短期的と中長期的な政策のいずれも重視することへシフトしていかなければならない」と指摘しました。そして、習主席は「G20は今後も引き続き世界経済が抱えている最も重要かつ切迫している課題の解決を目指していく。そのためにも政策面の協調を強め、メカニズムを整備し、世界経済が強力かつ持続可能で、包摂的、バランスの取れた成長を実現させるように力をあわせて取り組むことで一致した」と述べました。（ZHL、星）