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習近平国家主席は5日、杭州で韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談しました。
席上、習主席は「1930年代の杭州には、日本の侵略に反撃するため、韓国の臨時政府が3年間設立されていた時期がある。こうした歴史的意義を持つ土地で、朴大統領がG20サミットに出席することを歓迎する」と表しました。その上で「中国側は韓国との得がたい友好関係を維持したい。双方が協力のメリットを増やし、デメリットを減らせるよう期待する」として、「互いの根本的な利益を尊重して、中韓関係の安定性を共に確保すべきだ」と強調しました。
習主席はまた、「両国の共通点を見つけ出し、異なる点は残しておくことで、交流と協力を後押しする良好な基礎とムードを作っていく必要がある」と述べた上で、「朝鮮半島の平和と安定を維持し、共同発展を実現する環境作りをしなければならない。地域と国際舞台での協力を強め、両国の共通利益を広げていく」と呼びかけました。
これを受けて、朴大統領は中国側がG20サミットの開催のために払ってきた努力に感謝を表し、「韓中の友好を発展させることは時代の流れに合ったものだ。韓国側は中国との関係を非常に重視している。相互信頼を基礎とする両国関係の推進に取り組んでいく」と話しました。(殷、謙)
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