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中国政府は4日、習近平国家主席とアメリカのオバマ大統領がG20杭州サミットに合わせて行った首脳会談の成果リストを発表しました。両国の投資協定の締結に向けた交渉が大きな前進を遂げたとしています。
中国とアメリカにとって、経済関係は両国の関係を安定させるための基盤であり、その本質は互恵共栄です。いま、経済に関する両国の最も重要な事柄は中米投資協定をめぐる交渉です。この交渉は、その意義の大きさから両国関係のバロメーターとも呼ばれています。今回の交渉では、これまで難航していたネガティブリストの制定について大きく進展し、ほかの面でも新たな成果が得られました。これにより、合意までにかかる時間が大幅に短縮されるということです。
また、G20杭州サミットに先立って行われた中米首脳会談で、両首脳は為替政策や鉄鋼の過剰生産、輸出管理などの問題についても重要な共通認識に達しました。この一連の成果は、中米両国首脳が経済関係という基盤をさらに強固なものにする意向を示しており、G20にとっても世界経済にとっても朗報だといえます。(鵬、謙)
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