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中国の習近平国家主席が2日、20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため、杭州を訪れた六か国の指導者とそれぞれ、二国間会談を行いました。
習主席の古き友人で、カザフスタンのナザルバーエフ大統領と会談を行った際、両国の元首は今後の協力をめぐって意見を交換した上、中国側による「シルクロード経済帯」の建設とカザフスタン側による「光明の道」新経済政策とのマッチングを目指す計画を共同で実施していくことを表明しあいました。この計画は当日の会談が終わった後、両国が調印した重要文書です。まもなく開かれる杭州サミットに対して、両国の首脳はいずれも今回のサミットが世界経済の成長に方向性を示してほしいという気持ちを表明しました。
習主席は席上、「世界各国の指導者がいずれもG20杭州サミットに高い期待を寄せている。サミットが先導的な役割を発揮し、世界経済に方向性を示し、世界の成長を牽引する原動力を掘り下げ、世界のマーケットに明るい見通しをもたらすよう期待している」と話しました。
これを受け、ナザルバーエフ大統領は「G20サミットは世界経済発展の重要な時期に開かれ、中国側が作成した議事日程は世界経済の将来の発展にとって、極めて重要である。一連の経済問題を検討し解決することは、目下各国にとって避けて通れないミッションだ」と話しました。
同じ日、習主席はインドネシア、セネガル、ラオス、ブラジル及びシンガポールの指導者と二国間会談を行ったということです。(Yan、Kokusei)
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