クレムリン宮殿が26日に公表した情報によりますと、トルコ側の要請に応え、ロシアのプーチン大統領はトルコのエルドアン大統領と電話会談し、2国間及び国際問題で引き続きプライベートな交流を保つことに合意したということです。

　また、ロシア側の報道では双方はサンクトペテルブルク会議中に定めた協議内容を基に、政治・経済貿易分野で更なる協力を展開することについて討論したと伝えています。

　さらにトルコ側の関連情報では、双方はG20サミット期間中に会談し、シリア北部に位置するアレッポ地域に人道主義支援を提供することを決めました。また、エルドアン大統領はトルコのシリア北部での動きを伝え、両国が手を携えて過激派組織「イスラム国」を含むテロ組織壊滅の重要性を強調したということです。(怡康、星)