楊潔チ国務委員は26日北京で、第71回国連総会のトムソン議長、アルバニアのブシャティ外相とそれぞれ会談を行いました。
トムソン議長と会談した際、楊国務委員は「中国は国際問題における国連の権威的地位と役割を非常に重視している。今後も引き続き各分野で国連との協力を強化して、習近平国家主席が打ち出した協力ウィンウィンを核とする新しい国際関係を構築し、人類の運命共同体を築き上げることを目指して取り組んでいく。そして、国連創設70周年を記念する一連のサミットで達成した合意に従って積極的にその実施を推進していく」と述べた上で、主要20ヵ国・地域(G20)サミットがまもなく中国・杭州で開催されるに当たって、各方面と協調を強め、サミットを成功させると述べました。
トムソン議長は、グローバルな議題をめぐる国連の取り組みの中で中国が発揮した建設的な役割を高く評価し、G20サミットの成功を祈りました。
また、アルバニアのブシャティ外相との会談で楊国務委員は、「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」の構築や中国・中東欧諸国協力、国際的な生産協力などの協力枠組みの下で、インフラ、エネルギー、農業、人文などの分野における協力を積極的に促し、両国の国民に福祉をもたらすよう期待を示しました。
一方で、ブシャティ外相は双方の各分野での協力を促進し、両国関係のいっそうの発展を推進していく考えを示しました。(ZHL、星)
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