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独仏伊首脳会合、英国離脱後のEUの成り行きについて会談

2016-08-23 15:42:03     cri    

 ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領、イタリアのレンツィ首相は22日、イタリア南部のベントテーネ島付近で会談を行い、イギリス離脱後の欧州連合(EU)の成り行きについて協議しました。

 これは、イギリスの国民投票によるEU離脱後、3カ国首脳にとって最も重要な会合となります。ユーロ圏の経済が成長しているものの、移民・難民問題とテロリズムなどといった様々な議題に直面していることから、ヨーロッパの安全問題が会談の焦点の一つとなっていました。

 イタリアのレンツィ首相によりますと、この会合は9月にスロバキアのブラチスラバで開かれるイギリスを除くEUに加盟する27カ国の首脳会議を前に準備の一環となることが分かりました。

 オランド大統領は特にヨーロッパの安全問題に注目し、「3カ国は欧州国境沿岸警備隊を創設する方針で一致した」と述べました。

 メルケル首相はトルコとの協力強化や、マリ、ニジェールなど多くの難民が流出するアフリカの国と話し合って協力を強化するべきだと強調しました。

 レンツィ首相は「昨年、ドイツは難民110万人を受け入れ、フランスは相次いでテロ襲撃を受け、イタリアでは大勢の人がEUを疑問視している。しかし、今日、ここに集まった人々はEUが解決したい問題がひとつではなく、多くの問題を解決する方法を考え出さなければならないと信じている」と述べました。(殷、kokusei)

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