韓米連合司令部の22日の発表によりますと、両国の合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」（UFG）が同日に始まり、9月2日まで続きます。

　今回の演習は防衛を中心とした年度定例演習で、韓米同盟の戦備態勢向上、域内防衛と朝鮮半島の安定維持が目的だとしています。

　UFGは指揮所演習として実施され、野外の機動訓練は予定されていません。演習に参加する韓国の兵力は、昨年並の5万人で、米国の兵力は昨年の3万人を下回る2万5000人程度だということです。また、オーストラリア、カナダ、コロンビア、デンマーク、フランス、イタリア、フィリピン、英国、ニュージーランドの計9カ国も参加する予定です。

　さらに、演習には韓米が署名した「作戦計画5015」が適用されます。この計画には有事の際に朝鮮の核・ミサイル施設、基地を先制攻撃する内容も盛り込まれているということです。（ミン・イヒョウ　Kokusei）