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郝景芳氏、SF小説「折畳北京」でヒューゴー賞を獲得

2016-08-22 11:59:36     cri    


 第74回ヒューゴー賞表彰式が、北京時間21日午前9時、アメリカのカンザスシティで行われました。

 2015年の中国人作家・劉慈欣氏の長編SF小説「三体」に続いて、1980年以降に生まれた女性作家・郝景芳氏が、SF小説「折畳北京(Folding Beijing)」でヒューゴー賞(中短編部門)を受賞しました。

 「折畳北京」について、郝氏は、この小説は未来に生まれるある可能性に触れ、自動化、技術の進歩、失業、経済停滞などの問題に対して、ある解決策を打ち出した。この解決策はすこぶる暗いけど、明らかに一番いい結果ではないが、一番悪い結果でもないと言える。つまり、人々は餓死せず、多くの若者が戦場に送られることもなく、現実の世界でよく発生することと同じだ。個人として、この小説のストーリーが現実のものとなってほしくない。未来が更に明るくなることを切に願っていると述べました。

 郝景芳氏は、今年32歳、中国天津生まれ、中国名門大学の清華大学物理学科卒です。(任春生、kokusei)

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