ロシアのイズベスチア紙の統計データによりますと、今年上半期ロシアの中国に対する食品輸出総額は7億5300万米ドルに達し、昨年同期の7億700万米ドルと比べ、ロシアの輸出対象国の中で、中国は増加量が最も著しい国となりました。ロシアが中国向けに輸出している食品には、冷凍魚類や大豆、ヒマワリ、綿実油などが含まれます。

　ロシア衛星ニュースネットは17日、中国農業省の屈冬玉次官が中国ロシア現代農業発展フォーラムの場で、「今年の上半期以来、ロシアの農産物の対中輸出は9億6800万米ドルに達し、輸入額の9億900万米ドルを超え、ここ十年ではじめて黒字を実現した」と述べ、ロシア農業省のセルゲイ・レビン次官もまた、「2015年、中国はベラルーシとトルコに次ぐ、農産物の三大貿易パートナー国の一つとなった」と述べたことを報じています。（雲莎、む）