習近平中国共産党中央総書記、国家主席兼中央軍事委員会主席は17日、北京の人民大会堂で「一帯一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）」建設事業座談会に出席し、重要な談話を発表しました。習主席は、談話の中で「経験を総括し、固い信念のもと、『一帯一路』の建設を一歩一歩着実に推進し、『一帯一路』の建設を通じて関係国」に幸福をもたらしていこう」と強調、さらに「中国共産党第十八回全国代表大会が開催されてから、中国共産党中央委員会では、第13次5カ年計画(2016年～2020年）と、その先を含む長期的な発展に着眼し、『一帯一路』の建設や京津冀協同発展、さらには長江経済ベルトの建設という三つの発展戦略を定めてきた。2014年には『シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード建設戦略計画』を発表、2015年には海外に向けて『シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードのビジョンと行動』を発表し、また、プランに関連する地方政府と関係部門がそれに対応するプランを公布したことは、世界範囲で大きな反響を呼び起こした」と強調しました。　

　習国家主席はまた「わが国の経済発展がニューノーマル段階に移行するなか、経済の健全的な発展を維持するためには、グローバルな視野を確立し、先を読んで国内と国際の二つの大局の統一的調整を図っていくと同時に、全方位的対外開放のマクロ戦略を周到に計画し、より積極的かつアクティブなスタンスで世界を目指す必要がある」と述べました。 (hj　む)