ロシアのショイグ国防相は14日、ロシアのテレビ番組に出演し、「テロリストに対する作戦実施のため、シリア国内におけるロシア空軍基地の保有は必須である。プーチン大統領の話のとおり、シリアにはロシアとCIS（独立国家共同体）諸国から来た大勢の人々が生活していることも無視できない問題だ。ロシア軍の配備は数年前に制定した計画に基づいて更新している。アメリカはロシアを脅かしてはならない」と伝えました。

　また、シリア問題におけるロシアとアメリカの協力について、ショイグ国防相は「テロリストと穏健派がシリア国内のどこにいるのか、どこを空襲して良いのか、どこを空襲してはいけないのかという問題について、米軍に意見を聞いたが、依然として食い違いがある。これらの問題は解決しなければならない」と表しました。（殷、謙）