米下院の調査グループが11日に報告書を発表し、「米軍中央司令部の情報部門は、軍による『イスラム国(IS)』攻撃作戦の分析結果を歪めて、長い間、意図的に美化し続けてきた」と批判しました。
米軍による「イスラム国(IS)」への空襲作戦の開始から2年が経つに当たって、米下院軍事委員会、情報特別委員会、歳出委員会からなる合同調査チームは報告書を発表し、「2014年から2015年にかけて、中央司令部の分析結果には、作戦の『問題』が連続的に表れていた。しかし、アナリストによる報告内容は歪曲され、作戦の成果に対する評価も楽観視されてきた。中央司令部や関係者は、いずれも実情に比べて『前向き』な、中央司令部にとって『プラス』になるような発表や関連証言を行っていた」と訴えています。
これに先立ち、米国防総省監察長官弁公室は中央司令部の情報操作問題について調査をはじめたということです。(Lin、謙)
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