リオ五輪には約206の国や地域から1万人以上の選手が参加、紛争や内戦で祖国を逃れたシリア出身の選手らで結成する「難民選手団」も出場し、28競技306種目の試合でメダルを競い合います。今回の五輪で、中国は416人の選手からなる代表団を派遣しています。

　環境保護をテーマとする40分間にわたる開幕式でのパフォーマンスには、ブラジル出身のスーパーモデルのジゼル・ブンチェン氏を始めとする芸能人や、ボランティア6000人あまりが参加、ブラジルの歴史、文化、芸術の粋を表現しました。

　劉延東副首相は習近平主席の特別代表として、開会式出席のために現地入りし、選手らにサービスを提供する総合施設「中国の家」を訪れ、報道を担当する中国メディアの代表らを見舞いました。中国メディアは約80社から800人あまりの記者が現地入りしており、海外からの五輪報道史上最大の規模となっています。

　なお、各種目の競技は現地時間の6日から始まり、21日に終了を予定しています。（殷、む）