ロシア国防省が主催する「2016国際軍事競技大会」が現地時間30日、モスクワ州の愛国者公園で開幕しました。ロシアや中国、カザフスタンを含めた19カ国から121の代表チームが参加し、技を競います。

　ロシアのショイグ国防相は開幕式であいさつし、「軍人の使命は、与えられた任務を達成することで、唯一の目的は勝利を収めることだ。この競技大会を通して、各国の軍隊が互いの学びを促し合うことを望んでいる」と述べました。

　この軍事競技大会は7月30日から8月13日にかけて、15日間にわたって行われます。ヨーロッパやアジア、アフリカ、ラテンアメリカの19カ国から121の代表チーム、合わせて3000人余りが23の種目での戦いを繰り広げます。また、11カ国が視察団を派遣しています。中国からは1000人余りが22の種目に出場する予定です。（藍、謙）