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第4回中露北東アジア安全保障協議が開催

2016-07-29 10:16:21     cri    


 第4回中露北東アジア安全保障協議が28日にモスクワで行われました。中国の孔鉉佑外務次官補がロシアのボグダノフ外務副大臣とともに会議を主宰しました。

 現在、朝鮮半島及び北東アジアの安全情勢に複雑な変化が生じる中で、中国とロシアは全面的戦略協力パートナーとして、「グローバルな戦略的安定強化に関する両国首脳の共同コミュニケ」に基づき、意思疎通を強めていくこと、そして最も効果的なやり方で両国の国益、特に戦略的安全保障に関する利益を守っていくことに一致しました。

 双方はまた、アメリカと韓国による、新型迎撃ミサイルシステム(THAAD=サード)の韓国での配備に関心を寄せ、アメリカによる朝鮮半島を含む世界各地での戦略的弾道ミサイル防衛システム配備の一方的な推進は、非建設的な行為であり、国際的・地域的な戦略均衡と安定維持にマイナスの影響を与えるだろうとの懸念を示しました。その上で、中国とロシアは断固として米韓の関連計画に反対し、計画の進展に伴うマイナスの要素に対して、積極的な協力措置を強化していく方針を固めました。

 協議ではまた、両国による関係各方面の対話と交渉の促進や、朝鮮半島の非核化の実現について意見を交わしました。(Lin、謙)

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