工業と情報化省の馮飛次官は25日、今年上半期、中国が1300万トン分の鉄鋼生産能力を削減し、今年の目標の30％を達成したことを明らかにしました。

　それによりますと、鉄鋼部門の過剰生産能力の削減目標は5年間で1億4000万トン、今年の目標は4500万トンの削減となっており、今年上半期にはその3割の1300万トン分を達成したとしています。馮次官は、「下半期はさらに力を入れて削減を行なっていく。今年の削減目標は達成できると考えている」としました。

　馮次官は、また「全国の一定規模以上（すべての国有企業と年間営業額2000万元以上の非国有工業）の工業付加価値増加値は同期比6％増加した。この成長率は年始に見積もった成長目標とほぼ合致している」としました。（藍、む）